お子様が病気などで長期入院、通院をされているご家族のために、
ホテルルカではご宿泊のサポートをさせていただいております。
(想いは下に書かせて頂きました)
子供の入院。考えるだけでも大変なことです。
大人が入院するのにも大変な出来事なのに、子供の入院となれば、それはもう一大事です。
家の近くの医療施設であればまだよいのですが、そういうわけにも行かない場合もあります。
家から遠い医療施設に入院した場合、家族の負担はかなりのものです。
それは経済的なことだけではなく、精神的、肉体的にまで及びます。
私たちはそんな家族に少しでもお手伝いをしたいと思い、「病気の子供の宿泊サポート」をはじめさせていただきました。
1日でもゆっくりと寝ていただくために。
さっぱりとシャワーでもあびていただくために。
数時間でも身体を伸ばす時間を確保するために。
料金は実費として1泊2000円をいただいております。
利用は最大2週間まで。
ご利用いただける方は、前橋市内の医療施設に通院または入院されている高校生以下のお子様をお持ちのご家族の方です。
(ご利用に際しましては、証明書などが必要の場合がございます)
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
●ホテルルカへは前橋駅からバスで15分●車5分●
前橋駅5ターミナル 東大室(ひがしおおむろ)線に乗ります。
前橋医療センター前下車 徒歩3分・公園の奥にみえる茶色の5階建ての建物です。
群馬県立小児医療センター・・・群馬県の子ども専門病院です。
車 25分
前橋駅にてバスの乗り換え(小児医療センター-前橋駅)
前橋赤十字病院・・・2018年に新しくなりました。群馬ドクターヘリの拠点です。
車 10分
群馬大学医学部付属病院・・・重粒子線医学研究センター(癌治療)開設。
車 15分
前橋駅にてバスの乗り換え
群馬県立心臓血管センター・・・心臓専門。
車 15分
医療法人善衆会病院・・・スポーツ関係の治療も。
車 10分
「世界にはマクドナルドハウスのようなシステムがあり、日本にもあるんだよ。」
その言葉にわたしもHPなどでいろいろと調べてみました。
子供の長期入院に関する記事はたくさん出てきました。
入院時にかかる様々な家族への負担。
またそれに対するサポートとしてのマクドナルドハウスや他のいろいろな施設やシステムの事が載っていました。
実はその頃、わたしも娘の入院を経験していました。
娘は今大学生。13回の手術を経験しました。
専門の先生が群馬県内にいなかったため、車で1時間半ほど離れたところの病院に通っています。
(娘の病気は命に関わるものではありません。元気に学校に通っています。)
(ご心配いただいた皆様。ありがとうございます。)
今の病院はほとんどが完全看護です。
ですが、小さな子供にそんなことができるわけもなく、親の付き添いが必要になります。
親としても小さな子供をおいて帰るなど、とてもできることではありません。
小さな子供の医療費は無料の地域が増えています。
が、通院や入院にかかる費用は医療費だけではありません。
交通費、食費、様々な雑費。
そして家を留守にする訳ですから、その間に生活を続ける家族への負担も大きなものがあります。
また付き添いに関していえば、ベッドや食事などはないことが多いのです。
もちろん付き添い用の食事を注文すれば出してくれるところもあります。
私の場合はそのシステムはなく、娘がテレビに夢中になっているときに急いで売店へいき、
食料を調達しているような状態でした。
寝るのは娘と一緒のベッド。
お風呂は付き添いは入れないところをお願いし、患者さんの後に入らせてもらいました。
家が近くであれば家族と交代することも可能です。
ですが、遠い場合は何もかもがのしかかってきます。
子供が大きくなってくればもう少しは楽になると思いますが、
やはり長時間の往復はきついものがあります。
前橋には大きな病院がいくつもあります。
そして小児専門の群馬県立小児医療センターもあります。
先日、その小児専門病院でも娘が手術をしました。
その際に通院しましたが、たくさんの病気の子供たちが通ってきていました。
同じ想いをした親として、子供の病気の家族に対するサポートを行えればと思います。
群馬大学に重粒子線医学研究センター(癌治療)が開設されました。
前橋も医療都市としての機能を持ち始めました。
宿泊業を営む我々も、そんな前橋の機能に少しでもお手伝いをできればと思っております。
前橋で行うのにはどのような形がよいのか?
家族の方に少しでもサポートしていけるように、一歩一歩進んでいきたいと思います。
<文・ホテルルカ 野口露珠>